事故物件とは物件に何らかの大きな瑕疵があることです。物件の瑕疵は大きく3種類に分類されます。
①心理的瑕疵
②物理的瑕疵
③法律的瑕疵が分けられます。

事故物件は通常の不動産売却と比較してやや複雑な手続きが必要ですが、事故物件でも売却することが出来ます。物件を購入する時に事故物件と理解した上で物件を購入した方もいるのではないでしょうか。今では事故物件の情報を専門に扱うサイトもありますので、コソコソ隠れて売却活動を行うこともありません。事故物件を売却することは出来ますが、事故物件は通常の物件と比較して相場が安いです。どうしても事故物件の方が購入需要が低くなってしまうことが予想できますが、具体的にはどれほど低いのでしょうか。相場は物件で発生した事故の種類によって差異があります。

一般的には通常物件と比較して、自然死の場合2割程度・自殺の場合3割程度・殺人事件などの場合4~5割程度相場が低くなると考えたほうがよいでしょう。

しかし、なかには購入費用をおさえるため事故物件を狙って物件探しを行う購入希望者もいます。冒頭で記した通り、事故物件とは心理的な嫌悪感や抵抗感を抱かせる物件をさすため、人によって物件で発生した事故に対する解釈が違います。

「事故があったから売れないだろう」と弱気にならず売却活動を続けることが重要です。

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